工夫次第で大きな効果を生む?メールマーケティングとは

メールマーケティングとは、自社の製品やサービス、事業内容を知ってもらい受注につなげることを目的として、「定期的」に「特定の興味をひく内容」を電子メールで複数に一斉配信するものです。潜在客を見込み客にリードすることにつながり、工夫次第で非常に効果的なマーケティングツールとなります。そこで、メールマーケティングで大切なポイントや実際にどのようなメールマーケティングの方法があるのか、またメールマーケティングのメリットをご紹介します。

メールマーケティングで大切なポイント

メールマーケティングを行ううえで大切なポイントは、①コンテンツの工夫、②初期設定、③結果の分析です。

一斉発信するメールは自社の宣伝だけでなく、興味を引いて読んで役に立つ情報でないと、迷惑メール扱いをされかねません。最初に目を引くタイトルも含めて、単なる広告メールとは違うコンテンツにする工夫が必要です。また最近はモバイルでメールをチェックすることが増えていますから、モバイルフレンドリーを検討することも必要でしょう。

次に、配信先となるターゲットを特定し、どのようなメールをどのくらいの頻度で送信するかの初期設計が必要です。頻度だけでなく、昼間か夜間か、平日か週末かなど、いつどの時間帯に送るのが効果的かを考えて設計することも大切です。また配信しっぱなしではなく、反応や結果を分析して初期設定を継続して改善していくことも必要です。

メールマーケティングは、見知らぬ個人に向けてメールを送ることになります。見知らぬ人からのメールが自分の受信ボックスに入っている場合にどうするかを考え、マナーを守る配慮も必要となります。

メールマーケティングの手法例

では、具体的にメールマーケティングにはどのような手法があるかをご紹介します。

メルマガ

ユーザーが興味をひく情報を、定期的に特定のユーザーに一斉発信するもので、コンテンツ次第でユーザーとのコンタクトや興味を維持することができます。単なる情報発信だけでなく、WebサイトのURLのクリックや資料請求など、ユーザーのなんらかのアクションにつなげる工夫が必要です。

ステップメール

潜在顧客を見込み客に、また最終的に受注につなげるため、内容を段階的に変化させたメールをスケジュールを組んで送るものです。問い合わせをしてきた人や登録をしてくれた人などに、興味を喚起するシナリオに沿って商品やサービスを段階的に複数のメールで紹介するものや、商品やサービスを購入した顧客に対して、受領確認メール、感想をたずねるメールなど、日にちをおいて段階的に配信することで顧客との関係を維持・強化するものもあります。CRMツールのメール配信システムを利用すると、ステップメールの配信を効率的に行うことができます。

セグメントメール

配信先をその属性によりグループ分けし、対象に適した内容のメールを配信するものです。男女別、年齢別、これまでの購入回数別などさまざまな分け方があります。セグメントメールをセットして自動送信できる、メール配信ツールを備えたシステムもあります。

リターゲティングメール

セグメントメールのように対象を性別や年齢などの属性で分けるのではなく、対象となる潜在客の行動をキャッチし、タイミングよくメールを送る手法です。例えばECサイトでカートに入れたものの、購入しないでそのままになっている人、登録サイトにアクセスしたが結局登録していない人、資料を閲覧したが請求しなかった人を見込み度が高い顧客とみなし、メールでアプローチをかけるものです。

メールマーケティングのメリット

メールマーケティングのメリットとしては、以下のものが挙げられます。

  • 便利なメール配信ツールを導入する場合は初期投資がいるが、メール配信自体は通常の広告や宣伝よりも低コストでできる。
  • 情報を発信する相手を選べ、受注につながる確率がより高い対象にのみアプローチをかけることで、高い費用対効果を得ることが出来る。
  • メールを配信するターゲットのスピーディーな反応が期待できる。
  • どこにどのようなメールを配信したかと、その結果をデータベース化して分析し、継続改善に役立てることができる。
  • 自社のオウンドメディアで使っているコンテンツをそのまま利用できる。 

これからの時代にメールマーケティングは有効

2016年の総務省の調査によると全世代の平日のメール利用時間平均は30.1分で、ソーシャルメディア(25.0分)やウェブサイトの使用(21.2分)よりも長くなっています。電子メールはまだまだ重要なコミュニケーション手段といえますから、効果的な内容と発信方法によるメールマーケティングは、見込み客獲得率を高めるのに非常に有効な手段といえます。

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