通販を始めるにはどうすべきか?

2017年4月に経済産業省が発表した通販サイトに関する資料によると、2016年度のBtoC市場は15兆円越え、BtoB市場は291兆円越えをしており、今後も成長していく市場だということが読み取れます。そんななか、通販を始めようと考えている方も多いはずです。今回は、通販を始める際にまずすべき3つのステップをまとめます。

販売商品の決定、市場価値調査

通販を始める際には、販売商品の決定、商品の市場価値、競合などを知ることが大切です。グーグル検索はもちろん、大手の通販サイトで同系統の商品の人気度や、価格などを比較して、戦略を立てることから始めましょう。

市場価値調査をする際には、競合社がどのようなマーケティングキャンペーンを行っているか、どのようなECサイトを運営しているか、どのようなシステム(返品、配送方法など)を取り入れているかということもチェックすることで、自社の戦略設計に役立てることが可能です。

また、同時に業界や商品の平均売り上げマージンについても調査を行うことを忘れないようにしましょう。マージンの情報は、メーカーの調査を行うことで得ることができます。メーカーを選別することにより、売り上げマージンの計算、そして価格選定など、利益につながる戦略をたてることができます。

法律家とのカウンセリング

ネット上で商売をする際に、忘れてはならないのが法律家とのカウンセリングです。自力で作業を行うことも可能ですが、売る商品によってはさまざまな政府機関から許可書を受け取る必要があります。それだけでなく、商品を海外から輸入する場合、さらなる書類申請が必要になる場合があります。

ウェブサイト上での免責事項や商品説明の記載方法にも多様なルールがあるため、あらかじめ法律家に相談することが間違いなく法律に則った通販サイト開始への近道となります。

企業の場合は、顧問弁護士にまずは相談すればよいですが、個人の場合どうすればよいのかわからない場合もあるでしょう。そんなときは、起業家のためのセミナーなどを活用して関係者と知り合いになる機会を作ったり、役所に相談したりすることからはじめてみてください。

通販サイトの作成

通販サイトの作成は、法律家とのカウンセリングと並行して行うことをすすめます。なぜならば、ウェブサイトのドメインを獲得やロゴ作成をする際に、他社のコピーライトやトレードマークに触れていないか確認してもらう必要があるからです。それだけでなく、ウェブ上の文言にも避けたほうがよい言い回しや言葉が存在します。よって、制作が完了してから作り直す手間を避けるためにも、はじめから法律家のアドバイスを受けていたほうが無駄な仕事を防ぐことができます。

また、通販サイトを作成する際にはどうすればより売れるサイトにできるのか考えることも必要です。特に、商品ページを制作する際は、ナビゲーションしやすいサイトデザインにすることや商品写真にこだわるなどに意識して制作を試みてください。

既存のツールも試してみる

以上3点が、通販を始める際にまず行うべき3ステップとなります。しかし、このほかにも商品の仕入れ先、配送方法、返品の処理など、リサーチして決めなければならないことはたくさんあります。

どこから手をつければよいかわからない場合、既存の通販プラットフォームを試してみても悪くはないでしょう。OpenCartや、Shopifyなど代表的なものは、大手の企業も利用しているツールです。税金計算や配送モジュールなど、通販サイトで役立つ機能があらかじめついていることもあるので、最終的に使わないとしてもリソースとして使ってみる価値は十分あるでしょう。

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