-
データマーケティング
-
CXの向上・ファン化
-
離反抑止
プライベートDMP構築の背景
2016年当時、WOWOWの顧客データ(契約情報、WEBサイト訪問履歴、サービス利用状況、番組視聴など)はそれぞれ別の部署で個別に管理されていました。そのため、一人のお客さまが各領域において、まるで別のお客さまとして存在しているかのように、データが分断されている状態でした。
そこで、お客さまの理解をこれまで以上に深めるために、個別管理されたデータを物理的に一つの箱に統合したマーケティング主導のシステム(プライベートDMP)を構築し、まずBIツールで可視化し、担当者が自由に情報にアクセスできる環境を整備しました。
DMPを基軸とした各種マーケティング施策の実行
マーケティング組織を横断するプライベートDMPを構築したことにより、顧客データを一元化し、1つのIDに紐付く情報を可視化できるようになりました。そして、あらゆる接点において集めた顧客情報を活用し、より高度な分析領域にも足を踏み入れました。WOWOWのプライベートDMPの特徴は、ただのデータベースではなく、顧客分析から導き出した施策の実施までを行い、常に改善のサイクルを回していく「施策一体型」であることです。顧客データを活用したプロモーション実施や、カスタマーサービスにおいてお客さまに合わせた施策を展開しています。
現在のWOWOWプライベートDMP全体図がこちら。
※以下過去に実施した施策も含みます
(1)MAツールを活用したメールマーケティング
顧客ステージに応じて適切なタイミングで適切な内容を届けるMA運用
→関連事例:株式会社WOWOW 「メールマーケティング」
(2)WEBマーケティング
DMPを軸としたWEBサイトでのレコメンド施策
→関連事例:株式会社WOWOW 「WEBレコメンド」
(3)WEB広告
DMPを軸としたWeb広告プランニングから運用までをワンストップで対応
顧客データを活用した施策実施が実現
プライベートDMPの導入により、顧客データの活用が容易になり、プロモーションや、カスタマーサービスにおいてお客さまに合わせた施策ができるようになりました。
また、BIツールとの連携により従来レポート作成にかかっていた時間の大幅な短縮につながりました。
WOWOWコミュニケーションズは、プライベートDMP導入から施策実施まで、WOWOWのお客さまと向き合い続け試行錯誤した成果を外部の企業様に評価いただきサービス提供しております。
WOWOWコミュニケーションズのCDP構築支援
事例紹介:エフエム東京様